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ラオスをひとり旅して感じたこと、遭遇したハプニングについて

ラオスをひとり旅して感じたこと、遭遇したハプニングについて

エッセイ

11月13日から11月19日まで、行きは中国経由でラオスに、帰りはラオスからバンコク経由で旅行したので、その時に起きたことや旅行から帰ってきて感じたことを紹介します。
最後までどうぞよろしくお願いします。

旅程 2025年11月13日(木)〜2025年11月19日(水)
人数 ひとり
海外旅行回数 初めて
訪問国 中国: 1泊(空港内)
ラオス: 4泊
バンコク: 1泊
ラオス訪問場所 ルアンパバーン
ノーンキャウ
ムアンゴイ

なんと、ひとり旅です。
しかも実質初めての海外旅行で、前回は以前勤めていた会社の支社が韓国にあり、会社メンバーと韓国に訪問したので、プライベートでの海外旅行は今回が初めてになります。
そのため、パスポートも更新しました。

なぜ海外旅行に

なぜひとりで海外に旅行しようとしたのか、その理由は2つあります。
1つめは、何事も経験してみたいということ。
日本では味わえない自然を満喫できて、自分自身がアクティブに動いて体験したい、さらに日本人があまり行かないような場所に行ってみたい。
なぜそのように思い立ったのか、それは2つ目の理由で、沢木耕太郎さんの「深夜特急」を読んだことが大きく関わります。
「深夜特急」ではラオスを訪問してない?ですが、東南アジアでの旅行記を読むと、現地の人と出会い、様々な場所で自問自答して、日本では経験できないことを体験されていて、それと同じ経験をしてみたいと思いました。

海外旅行の前準備

海外旅行しようと思ってから、前準備は自分なりに抜かりなく行いました。
Notionアプリを利用してすべての情報をメモに残し、ChatGPTと旅程を考え、困りごとを相談しました。
そのNotionアプリでは以下を整理しました。

  • 旅程
  • 航空機情報
  • 移動バス情報
  • 事前購入リスト
  • 必携リスト
  • 宿泊情報
  • ツアー情報

旅行の1ヶ月前から計画を立て、事前に購入する物を少しずつ揃えてきました。

事前準備で役に立ったもの

海外旅行を終えた今、結果として事前に準備しておいて良かったものがあります。
AirTag
バッグに付けておきました。
実際は紛失しませんでしたが、万が一盗難に遭ったときのお守りとして精神的に安心を得れるという点で購入して良かったです。
虫除けスプレー
ムアンゴイに訪問したとき、山に登り、洞窟に入り、草むらを歩いていくなかで無数の虫に遭遇したので。
モバイルバッテリー
実はこの日のために購入したモバイルバッテリーが、中国の国内線の西安〜昆明の保安チェックで中国産、または3Cではないということでチェックが通らず、没収されました。
モバイルバッテリーがないとかなり困ると思い、昆明の空港内で急遽購入しました。結果として無くてはならないものでした。
eSIM
トリファで、ネット通信を利用するためのeSIMを購入。
利用方法、切り替え方法が簡単で、さらに追加でデータを購入することも簡単だったので有り難かったです。
スマホ装着シールド
スマホを紛失したら旅ができなくなると思い、バッグとスマホを繋ぐシールドを購入。
ちなみによく利用したスマホアプリは「Google Map」「Google翻訳」「ChatGPT」になります。
浄水ボトル
とりあえず水分補給しておけば死なないだろうということで、フィルターでPFOS及びPFOA除去するBRITAの水筒を購入。
現地の水道水を入れて飲んでました。

海外旅行中に起きたハプニング

前準備をして、何が起きても対処できるようにシミュレーションしたとしても、ハプニングが実際は起きるものです。
ハプニングは旅行を終えて他人に話すネタや記事のネタになるので、結果としては良かったのでしょうか。
では、いくつか紹介します。

中国の国内線でモバイルバッテリーが没収される

初日は昼頃に成田空港から中国の西安空港に移動して、その夜は西安空港のカプセルホテルに泊まりました。
その翌日早朝の便で、西安空港から同じく中国の昆明空港に移動して、昆明空港に到着した後の保安チェックで、持参していたモバイルバッテリーが検査に引っかかり通過できませんでした。
引っかかった理由は、持参したモバイルバッテリーに3C認証マークがないからで。中国では3C認証マークが2025年6月28日以降では必須となり、3C認証(中国強制認証)マークがない、またはロゴが不明瞭なモバイルバッテリーを持ち込むことができなくなりました。
その際、保安員のリーダーとスマホの翻訳機能越しで「このモバイルバッテリーがないと、この後の旅で困るんです!!」と訴えても通らず、「お気持は分かりますが、国内でのルールなのでこのモバイルバッテリーは没収します。」と告げられ、没収されました。
モバイルバッテリーが無いと、この後の旅程に大きく響き、特にルアンパバーンの都市部からクアンシーの滝までの道をスクーターで行き来する計画を立ていて、それにはGoogleMapを長時間利用することになるので、モバイルバッテリーが必要でした。
そのため昆明空港内のモバイルショップで、3C認証付きのモバイルバッテリーを急遽購入しました。
そんなこんなで、ハプニングをお金で解決させたわけですが、海外旅行では損得勘定をあまり考えず、必要だったら惜しみなくお金を使おうと事前に決めていたので、結果として購入しておいて正解でした。

ルアンパバーンで予約していたホテルのインフラ整備が故障してキャンセルに

中国の昆明空港からラオスのルアンパバーン空港に移動して降り立ったとき、その空港内の設備や空港を出たときの道路、町並みに正直度肝を抜かれました。東京生まれ東京育ちの身としては見慣れない古びた設備と建物、陥没した道路など受け入れることはできず泣きそうでした。
自然を満喫したいという想いで計画したこの海外旅行も、この環境をこれからひとりで何泊も過ごすことに、内心怯んでました。
空港から予約していたホテルへ、配車アプリの「LOCA」で向かい到着すると、ホテルの受付の方から「予約していた部屋のインフラが故障して泊まることができない」と告げられます。
「ど、どうすれば。。(What should I do?)」
そのとき参考になったのは、沢木耕太郎さんが「深夜特急」で度々自己表現していた厚かましさでした。
そこで立ち去るのではなく、「じゃあどうすればいいんですか?」と助けを強くスタッフに求めました。
そうすると別のホテルへアポを取って案内してくれました。さらにそのホテルまでバイクで乗せてもらい移動することに。
そのバイクでの運転は何とノンヘルメット!
ルアンパバーンの現地民、旅行者の移動手段は主にバイクで、それこそ小学生くらいの子どもまでもが子ども乗せてノンヘルで運転している光景をよく見ました。
もちろん事故ったときのリスクは大きいですが、ノンヘルで浴びる風は想像以上に気持ち良い!Breaze is nice!

初めてのスクーター運転

今までの旅行では、当然のようにその地の観光スポットに行ってきましたが、その観光スポットで感慨深くなることはごく稀で、それよりも能動的に自らが進んで体験したことの方が思い出深くなる傾向を感じます。
当初からルアンパバーンでではクアンシーの滝を見ようと決めていて、ルアンパバーンの主要土地からクアンシーの滝までの移動手段はバス、またはバイクを選択することができ、ここは思いきってバイクを運転しようと、しかも初のスクーターでの運転をルアンパバーンで体験しようと!
ルアンパバーンの主要土地からクアンシーの滝までの進路は単純そのもので、ほぼ直線で道を曲がったのは2回程度。
ただし、その道路が舗装されてなく50mに1回は陥没している道に出くわします!

その度にスクーターの速度を下げて「ガクン」と振動を全身に浴びて、その度に声にもならない声を発して、何とか横転せずに運転できました。そんな経験、日本では味わえないですね。
クアンシーの滝は絶景で、観光客が多く、その道すがらで日本語が話せるラオスの人(育ちが日本だったようです)と日本人夫妻に会い、久しぶりの日本語を堪能しましたが、やはりそれよりもスクーターでの移動は強烈な出来事で。
これも中国の昆明空港でモバイルバッテリーを没収されましたが、昆明空港でモバイルバッテリーを購入できたから体験できたことで、モバイルバッテリーがなければGoogleMapが必須の運転は避けていたかもしれないです。

ヨーロッパ人との交流

ルアンパバーン、ノーンキャウに訪れるような人は大体がバックパッカーで、どこか旅慣れをしている人たちが多かったです。
さらにあまり日本人を見かけず、ヨーロッパ人と中国人(ルアンパバーンでは)を多く見かけました。
ルアンパバーンからノーンキャウまでの移動は事前に予約していたバンで、当日の朝にホテル前まで迎えに来てくれて、いざ空いてる席に座ろうとすると、奥の端が1席空いていて着席すると、なんど周りはヨーロッパの方々。

「なんだこの車内は!?(What should I do?)」。日本では体験できない車内がそこには用意されていました。
後部座席では、イタリアのカップル(アンドレアとイレーヌ)と、フランス人(ピエール)。前の座席ではドイツ人(ウーラ)で、時折会話をしてますが何を話しているのか分からず、そんな状況でも親切に話しかけてくれて、ノーンキャウまでの移動中はずっと会話することができました。もちろん翻訳アプリで。

ノーンキャウのホテル支払いではクレジットカードが使えない

町並みの店舗によってはクレジットカードが利用できないところもありますが、さすがにホテルはクレジットカードが利用出来ると思い、当初からホテルの支払いは全てクレジットカードで支払おうと決めていて、ラオスのルアンパバーン空港で両替したラオスの通貨キープはホテル代は考慮に入れてませんでした。
ノーンキャウで予約していたホテルではクレジットカードを利用できないことを知り、ATMでお金を引き出さないといけなくなりましたが、「引き出せるのか?」と疑いました。

GoogleMapで、クレジットカードからキープ通貨を引き出せるATMを探してみると、まさかの低評価のコメントが。
さらに手続きが英語だったので、不安になりましたがChatGPTに手続方法を聞いて何とかお金を引き出すことができました。
そんな不安のなかで、ATMに向かう途中で何と日本人の女性と出会うことが出来て、一緒にディナーを共にして今までの旅行話ができて一時の安らぎをもらえたことは「人生って捨てたものではないな」と改めて思うきっかけを得ることに。

ルアンパバーン空港に間に合う?

ノーンキャウでの滞在が終わり、ノーンキャウからルアンパバーンまでバスで戻りその日にルアンパバーン空港からタイのバンコクでドンムアン空港に移動する予定でした。
ノーンキャウからルアンパバーンまでのバス移動時間は4、5時間を予定していて、ノーンキャウのバスターミナルを発つのが8:30で、ルアンパバーン空港を発つのが16:05で、チェックインで14時くらいに空港に着けば問題ないと踏んで、約5時間30分。「余裕でしょ!」と思ってましたが。。
ノーンキャウのバスターミナルに着いたのが8時頃で、行きはバンでの移動でしたが帰りはバスでの移動だったのバスの座席で出発を待っているとなかなか出発しない。。

どうやらバスの乗員を満席にしたいらしく、満席になるまで待つこと1時間。出発が9時30頃でした。
それでも余裕で着くだろうと踏んでましたが、バスでの移動なのであまりスピードが出ず、体感かなり遅めで果たして14時に着くのか。
結局目的地のルアンパバーンのバスターミナルに着いたのが13時30分ころで、そこからトゥクトゥクで空港まで移動するのですが、それでも気持ちは焦っていて、トゥクトゥクの運転手、ならびにトゥクトゥクに乗っていた地元の子供達に向かって「to AirPort!?」と何度も聞いたのは今となっては良い思い出です。

バンコクのイミグレーションチェックができない

ルアンパバーン空港からバンコクのドンムアン空港に着くと、その空港内の設備が真新しく都市に着いた実感が湧きました。そうすると住み慣れた日本を思い出して、ここからの旅は「楽勝でしょ!」と思ったのもつかの間。
ドンムアン空港では設備が最新であるが故に、イミグレーションチェックもネットで入力するのですが、それが接続エラーでなかなか進まない!(What should I do?)。その状態に困った旅行者が多いなか、周りを見ると空港の係員が全くいなくて途方に暮れる事態に。挙げ句の果てに入国審査官に聞いても「私は知らん!」という始末。
原因はCloudFlareのサーバー障害で、まさかその時間帯にイミグレーションチェックをするとは。。結局イミグレーションチェックはせずにそのまま入国審査をパスしました。

試みて良かったこと

次に旅行中で試みて良かったことを紹介します。

恐れずに人に話しかけること

旅の恥はかき捨てとは妙を得ていて、困っていることや聞いておきたいことは恥を恐れず何でも聞いておいて良かったです。
例えば、ルアンパバーンのホテルから車でノーンキャウに向かうとき、ホテルまで迎えの車が来るか不安で、ホテルのスタッフにお願いして車の運転手に連絡を取り合ってくれるようお願いしました。
次に、中国の西安空港から予約していた空港内のホテルまでの移動が分からなかったので空港の係員に聞いたり、終いにはムアンゴイ空港からの空港バスに乗るとき、乗車券がいくらか分からず、さらにタイの通貨(コイン)を読めず係員に聞きました。
今思うとちゃんと調べれば分かることも、旅行中はとにかく余裕がなく、甲斐性がなかったです。

GoogleMap、Google翻訳、ChatGPTの利用

海外旅行での三種の神器は「GoogleMap」「Google翻訳」「ChatGPT」ではないでしょうか。
GoogleMapは、どこに向かうかの道標のみならず。今自分がどこにいるのかが分かるので、電車、バスでの移動時に目的地を辿っているのかが分かります。
Google翻訳は、この旅行で初めて使ったのですがその精度に驚きです。旅行者のみならずホテルのスタッフ、空港の係員などのあらゆる人が利用していて、その普及を初めて知りました。
ChatGPTは、分からないことがあれば何でも聞いてました。例えばノーンキャウのATMでお金を引き出す方法やバンコクのバスの種類など、何か行動する前や訪問した地域の特性など。

値段の交渉

沢木耕太郎さんの「深夜特急」では沢木さんがホテルの宿泊代から交通移動費などあらゆるシーンで値段の交渉をしていたのを真似して、私も実践しました。
昆明空港で購入したモバイルバッテリーや、ルアンパバーンのバスターミナルから空港までのトゥクトゥクでの移動費、ルアンパバーンの都市部で購入したパタゴニアのTシャツなど。言ってみるものです。

旅程を決めておいたこと

旅程をがちがちに決める人とそうでない人で分かれるとしたら、私は前者に近いです。
特に海外旅行だとその傾向を強く感じました。
往復の飛行機からツアーへの申し込み、ホテルの予約、その日の大体のスケジュールや飲食店。さらには持参するものなどをあらかじめNotionアプリに書き出しました。
持参するものに至ってはチェック項目で進捗を可視化させました。
それをすることで少しでも行き当たりばったりに陥らないよう、ハプニングから免られるよう事前にできることはしましたが、結果ハプニングは起きます。

「深夜特急」を読んでおいたこと

沢木耕太郎さんの香港からロンドンまでのユーラシア大陸を主にバスで横断した旅を書き記した「深夜特急」を読んでおいて良かったです。
旅程を参考にしたというのではなく、沢木さんの心意気や取り組み、旅行中のハプニングの対処が参考になりました。
現地の人との触れ合いが多い点もコミュニケーションをとる勇気をもらいました。

最後に

いかがでしたでしょうか。
日本の日常生活では起こり得ないハプニング満載の旅行となりました。海外を旅行する理由のひとつにそのハプニングを体験して、解決するスリリングを味わいたいことが挙げられるのではないでしょうか。
最後に冒険家が冒険を続ける理由に、作家で冒険家である角幡唯介さんが「ReHacQ−リハック−【公式】」チャンネルで、

旅人が年がら年中旅を続けるのは、ひとつの旅が終わるとそこで持ち得た知識や失敗を元に、次の旅に活かす。次の旅への活力と為す

という内容の話をされました。
まさに今回のラオスの旅を経て、また次の旅をプランしたくなります。
大事なことはその一歩目を踏み出す勇気と行動になるのでしょうか。