
42~世界を変えた男~
ドラマ
最初に書きますが、この作品はお勧めです。
メジャーリーグ初の黒人選手であるジャッキー・ロビンソンのマイナーリーグ入団からメジャーリーグで活躍するまでの過程をまとめた作品で、メジャーリーグ昇格するに至るまでに受けた人種差別とメジャーリーグに昇格しても尚、執拗なまでの人種差別を受けたジャッキー・ロビンソンの不屈な精神と生き様が描かれていて感動を呼び起こします。
ところが個人的にはジャッキー・ロビンソンが所属するドジャースのオーナーであるブランチ・リッキーの言動に感動したので、この作品をお勧めします。
ちなみにブランチ・リッキー役がハリソン・フォードだったことは、作品を観終わった後に分かりました。それほど演技も上手かったです。
そのブランチ・リッキーがメジャーリーグ初の黒人選手をチームに入団させる背景に
- 将来は人種差別のない世界が当たり前になる
- ジャッキー・ロビンソンを皮切りに、黒人選手の活躍が後を絶たないだろうと目論む
- 黒人の観客を増やせばビジネスとして成立する
- 能力のある黒人選手を有色人種という理由で排斥したくない
などが挙げられます。
個人的にはその目的がビジネスであろうが関係なく、チーム内外で黒人をメジャーリーグの舞台に上げることを反対する状況に対して反旗を翻して貫く姿勢が素晴らしいと思いました。
つまりジャッキー・ロビンソンの能力だけでは成し得なかったことであったと。
多数決だけが正義ではないということ
ドジャースの選手間で署名を集めて、嘆願書としてジャッキー・ロビンソンの入団を拒否するシーンがありました。
もし多数決のシステムであったならば入団することはできなかった、仮にブランチ・リッキーの先見の明が果たされることはなかったと考えると、多数決で全てが決まる民主主義では未来を変えることはできないのではと思いました。
そもそもとして先見の明を持つ者はわずかであり、伝統や慣習を覆すとなると少数派として行動せざるを得ないのが当然で。
それに紐付ると日本の政治が変わるのは未来永劫なくて、成田悠輔さんやひろゆきさんが話すように変革するなら、まずは小規模の地方自治体からだと改めて思い直しました。
来月投開票される参議院選挙では日本は変わらないと。
