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ミスチル[(an imitation) blood orange]TourのDVD感想

ミスチル[(an imitation) blood orange]TourのDVD感想

[(an imitation) blood orange]

12/18(水)に[(an imitation) blood orange]TourのDVD、Blu-rayが発売されたのでその感想を。

収録曲

  1. OPENING
  2. 過去と未来と交信する男
  3. LOVE はじめました
  4. Worlds end
  5. NOT FOUND
  6. (MC)
  7. 花言葉
  8. やわらかい風
  9. 抱きしめたい
  10. (MC)
  11. Surrender
  12. Pink~奇妙な夢
  13. 常套句
  14. CENTER OF UNIVERSE
  15. 擬態
  16. fanfare
  17. (MC)
  18. イミテーションの木
  19. pieces
  20. Happy Song
  21. hypnosis
  22. End of the day
  23. innocent world
  24. エソラ
  25. Marshmallow day
  26. (ENCORE)
  27. 天頂バス
  28. HERO
  29. 祈り ~涙の軌道
  30. ENDROLL

ではこのDVDで特に印象に残った曲について

Surrender

「この曲が良かった!」と思われた方がたくさんいたのではないでしょうか。何と言ってもあの田原さんがコーラスした曲になります。曲の2番からギターが入って大サビで泣きのギターを弾きながらのコーラス!こんなにスポットライトが当たっている田原さんを見たのは初めてではないでしょうか。これを機にもう少し自己主張してもいいのではと思ってしまうくらいスポットライトに当たっている田原さんはかっこいいですね。
あと田原さんのコーラスは悲哀感がある声で「Surrender」の曲調にすごい合ってました。JENさんや小林さんのコーラスよりも違和感なく聞けたのが意外でしたね。
「ロックンロールは生きている」(アルバム「SENSE」の6曲目)や「ロックンロール」(アルバム「SUPERMARKET FANTASY」の10曲目)のギターソロは桜井さんが弾いているのでファンの間では「ギターソロを弾きたがらないギターリスト」として揶揄されていますがこの「Surrender」のように大サビのメロディやサビのメロディと絡み合うギターは田原さんならではの曲調に合わせたフレーズでこういうギターリストこそバンドに必要なのでは。

Pink 〜奇妙な夢

シフクノオトのTourで歌われた曲ですがそれ以降は歌われていないかと思います。この曲がこんないい曲だとは思いませんでした。特にドラムとベースの重厚感とサビの泣きメロディ。

恥じらいがあった昨日より
さらけ出した今日の方がより
多少黄ばんで見えたりしてるけど 愛しさは増えるよ

歌詞だけみると女性に対する甘い男心を歌っていますが、それをこの重厚サウンドに乗せてメロディを伸ばしながら歌う感じが甘酸っぱさではなく人間の生々しい本能を感じさせます。それと

「君のピンクで染めて」

のところ。このLIVEの1つのハイライトでは!ピンクの衣装を着ている桜井さんとその桜井さんを背後から撮るカメラワークがかっこいいですね。

祈り〜涙の軌道

この曲は[(an imitation) blood orange]公演の最後の曲となります。
※ある公演では「空風の帰り道」が最後の曲だったときがあったようですが。
「僕等がいた」という映画の主題歌ということもあり「中高生向けの淡い恋模様を描いた曲」という先入観が僕の中にあったので最近のミスチルのシングル曲を象徴するかのような甘い曲で淀みがない曲で良くも悪くもミスチルスタンダードな曲で「すごい良い曲だ!」(人にお勧めしたいぐらい)とは思えずにいましたが、その自分の思いに反してアルバム[(an imitation) blood orange]では最後をこの曲で締めくくり、このLIVEでも最後の曲で締めくくる桜井さんご自身のお気に入りの曲となっています。その曲の良さがやっとこのDVDで分かった気がしました!

悴(かじか)んだ君の手を握り締めると
「このまま時間が止まれば…」って思う

メロディを噛みしめるような歌い出しから

さようなら さようなら さようなら
夢に泥を塗りつける自分の醜さに
無防備な夢想家だって 誰かが揶揄しても
揺るがぬ想いを 願いを 持ち続けたい

メロディを精一杯に伸ばしながら裏声で綺麗に歌い上げるサビと「無防備」と「夢想家」の語呂合わせなど歌い手として歌ってて気持ちいいんだろうなと思いました。
また1番のサビが終わった後のギターとベースとドラムのアンサンブルによるサウンドから2番のAメロとBメロは聴き応えあるし、大サビの

君が泣いて笑って その度心を揺らす
もっと強くありたいって想いで 胸は震えている

は混沌さを歌って一筋縄ではいかない人生を表現しつつ、最後のサビ

さようなら さようなら さようなら

を観客みんなで大合唱するこの曲はバラエティに富んでて深いですね!桜井さんがお気に入りなのも頷けます。

Happy Song

DVDには必ず「ALL PLAY」「CHAPTER」などのメニュー画面があります。このDVDにももちろんあって今回は「Happy Song」のイントロが延々と流れるメニュー画面でした。
改めて「Happy Song」のイントロは秀逸!と思わせてくれました。「どんなLIVEが始まるのかなぁ」というワクワク感とオーケストラの音の絡みとドラムの音は何度聴いてもその聴き応えは薄れることがないです。こういうイントロを聞くとミスチルはバンドではなく音楽家なんだと思わせてくれます。