
ミスチル21周年祭ファンクラブツアーのセットリストと新曲の感想をまとめてみた
LIVE/映画情報
昨日9/17(水)にミスチル21周年祭ファンクラブツアーの東京公演が「Zepp DiverCity Tokyo」で行われました。そのセットリストが2ちゃんねるで公開されましたので書きます。
- Everything(It’s you)
- 旅人
- 名もなき詩
- Melody(新曲)
- fight club(新曲)
- 斜陽(新曲)
- 蜘蛛の糸(新曲)
- I can make it(新曲)
- 放たれる
- タイトル未定(新曲)
- Simple
- 進化論(新曲)
- 足音〜Be Strong(新曲)
- 幻聴(新曲)
アンコール
- 口笛
- 未完(新曲)
- 独り言
初めて聴く曲が10曲もあったんですね!「REM」と「放たれる」を合わせるとアルバム1枚分になりますね。それらの曲を聴いた方の感想としてはロック曲が多かった!とのこと。つまりピアノ主体ではなく4人のバンドの音を主体として田原さん桜井さんのギターパートを重視した曲が多かったとのこと。※キーボードは小林武史さんではなくSunnyさんでした。
また10月13日(月)スタートのフジテレビ開局55周年記念プロジェクト・ドラマ「信長協奏曲」の主題歌「足音〜Be Strong」が凄いかっこ良かった!という感想を書かれてました。ミスチルファンとしては新曲はどういう曲なのか想像力を掻き立てるのも幸せを感じる1つですよね。これらの曲の中で「タイトル未定」の2曲はメンバーとスタッフですら存在を知らない曲で桜井さんが即興で作ったような曲とのことです。その2曲以外はレコーディング済みの曲で実際に次のアルバムで収録される曲かどうかは分からないですが、ここで演奏するということはミスチル自身も自信があっての曲ではないかと思われます。そのなかで「足音〜Be Strong」は「めざましテレビ」でもサビが少し流れました。
ではその「足音〜Be Strong」を含む新曲9曲はどういう曲なのでしょうか、まとめてみました。
※下記サイトを参考にさせていただきました。
- ミスチル・ファンクラブツアー・ライブレポート!(Zepp DiverCity Tokyo)
- 【ネタバレ】Mr.Children FCツアー@zepp DiverCity Tokyo~3
- 2ちゃんねるのミスチルスレ
大前提として
まず今回のツアーはキーボードが小林武史さんではなくSunnyさんだからかキーボードを主張とした曲が少なく、バンドサウンドで主に田原さんのギターがよく鳴っているとのこと。そのことからもしかしたらミスチル7枚目のアルバム「DISCOVERY」制作時と状況が似ていると考えられます。
※「DISCOVERY」は4人で音を鳴らすことを前提に制作を始めてそのままアルバムとなりました。そのため全体的にキーボード音が少ないです。
また「未完」のギターがかっこ良かったという声があれば「fight club」の田原さんのギターソロがかっこ良かったという声もありました。そして「進化論」のイントロは桜井さんのアコギのみで、曲中バンド音が徐々に追加される曲構成はあの「花」「es」「I’ll be(アルバムver)」のような昔の曲を彷彿とさせるとか。(最近はイントロがピアノという曲が多かったですよね)
では1曲ごとに感想をまとめていきます。
Melody
タイトル通りメロディーが綺麗な曲で泣きの曲らしいです。「これシングルでもいけるんじゃないか、アルバムに収録されたら好きになるファンが多いのではないか」と言われています。
ミスチルの曲は「REM」のようなロックで叫びの曲があれば「星になれたら」のようなポップソングで若々しい曲もあります。この「Melody」は「星になれたら」のようなポップで声のトーンが透き通っている曲のようです。桜井さん曰く「こういう曲が好きなひとはたくさんいる」と語ったとか。「ロードムービー」「東京」「CANDY」のようなアルバム曲で隠れ名曲と言われる存在になるのでは。
fight club
この曲はロック曲で田原さんがギターソロを弾いているとか。そのギターソロが田原さんぽくなくて「こういうギターソロを田原さんが弾くのか」と思った方がいたとか。田原さんのギターソロといえば「ロックンロールは生きてる」の2番目のサビが終わった後のギターソロ(1番目のサビが終わった後のギターソロは桜井さん)や「Heavenly kiss」のギターソロのように曲のムードを引き出すギターソロが多いですね。また「Sign」や「Any」のようなコードに引っ張られながら曲の展開に合わせるギターソロが耳に残りますね。
いわゆる「深海」のアウトロや「ロックンロール」の間奏、「アンダーシャツ」の間奏のようなバリバリのロックギターソロは桜井さんが弾いているので田原さんはそういうギターを弾かない人という見方があります。そのなかで「12月のセントラルパークブルース」のギターソロは田原さんが弾いていて、「こういうギターソロを弾けるのか」と当時思ったのが懐かしいです。ということでこの「fight club」のギターソロはそんな感じではないでしょうか。
また桜井さんの「fight club」解説ではイントロが印象的で、あのビートルズのアルバム「リボルバー」の「And Your Bird Can Sing」のようなイントロをイメージしたとか。
斜陽
この曲は桜井さん曰く「和のメロディ」と「ロシア民謡のリズム」を持ち合わせた曲だそうで、今までのミスチルにはない曲とのこと。「こういう曲をシングルとかアルバム1曲目にしたら意表を突かれるんだろうな」と言ったとか。そんな反ミスチル的なこの曲はファンにとっても賛否両論を持った曲で、人によって好き嫌いが分かれるなかアルバムに収録されるときはどのように帳尻を合わせてどの立ち位置で存在するかが楽しみな曲となりそう。
蜘蛛の糸
「斜陽」が太宰治だから次は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」ということで演奏されました。この曲はミスチルで例えるならみなさん口を揃えて「ロザリータ」と答えています。ムードがある大人のバラードといったところでしょうか。
おそらくウカスカジーのアルバム「AMIGO」の9曲目「My Home」のような曲で、歌詞が大人の恋愛を描写したものかと思います。また田原さんが数あるデモテープ曲のなかで最初に気になった曲みたいで、LIVEではギターをガツガツ弾いてるかと思いきやSunnyさんの脇に佇んで静かにギターを鳴らしていたとか。田原さんらしいですね。
I can make it
この曲も賛否両論ある曲で、桜井さん曰く「イントロが気に入ってない」「テンポが難しいからお客さんがどう乗っていいのか分からない曲」と位置づけていますが、ある人は「イントロが好き」とおっしゃっているので聞き手によって捉え方が違うのでしょうか。
またメロディーのリズムが特異らしいです。前出の「斜陽」のように新しいミスチル、違ったミスチルを見出すための可能性を探った曲だそうで「過去と未来と交信する男」のようなミスチルのなかでも異質な曲すぎて逆にスポットライトが当たる曲となって欲しいですね。
※「過去と未来と交信する男」はアルバム「[(an imitation) blood orange]」で人気投票をした結果、1位か2位だったはずで、LIVE1曲目を飾った曲ですね。
進化論
こちらのサイトにも書かれていますが(ミスチル・ファンクラブツアー・ライブレポート!(Zepp DiverCity Tokyo))「進化論」という曲名だけで名曲臭がしますね。個人的にはそういう匂いがする曲名って大事だと思っていて「終わりなき旅」「ALIVE」「抱きしめたい」「HERO」「GIFT」「innocent world」「Wolrds end」など曲名だけでスケールの大きさを感じさせてくれます。
おそらく曲名を考える際、曲の最大公約数を言い得た言葉を曲名として付ける場合と曲名だけではどういう曲か分からない言葉を曲名として付ける場合があるかと思います。上記のスケール感ある曲は曲の最大公約数を言い得たタイトルかと思われます。
※曲名だけではどういう曲が分からない曲は「掌」「しるし」「口がすべって」「靴ひも」「友とコーヒーと嘘と胃袋」などのサビの歌詞にはない言葉を曲名にして展開する曲かと思っています。
ところでこの「最大公約数」という言葉についてはあの小林武史さんが使っておられました。2004年4月7日に発売された11枚目のアルバム「シフクノオト」のアルバム名は当初「コミックス」でした。
それはバラエティー豊かな曲が連なったこのアルバムは週刊マンガ雑誌のように各々の作者が各々の漫画を連載するオムニバスのようなアルバムということで桜井さんが「コミックス」というアルバム名を推したとのこと。そのとき小林さんが
そういう最大公約数でつけた「コミックス」ではなく、その先を見据えたアルバム名がいいんじゃないか。
と提案したことから「私服ノート」「至福の音」とも捕らえれるアルバム名「シフクノオト」を桜井さんが改めて提案されたとのことです。
かなり脱線してしまいましたが「進化論」というタイトルからスケール感がある曲でメンバー間でも大事な曲と位置づけているみたいです。なのでもしかしたらアルバム名は「進化論」にまつわるかもしれないですね。
足音〜Be Strong
この曲はすでにフジテレビの月9ドラマ「信長協奏曲」の主題歌として流れているので耳にした方も多いかと思います。制作期間が3ヶ月で違うパターンもあるというこの「足音〜Be Strong」。何度も練られたなか現在の状態がメンバー納得の出来とのことなのでミスチルの次の指針を示したバンドサウンドの曲になっているかと思います。
幻聴
この「幻聴」はミスチルメンバーお気に入りの曲のようで、次のアルバムのキー曲になり得るらしいです。そしてあの鹿野さん(元ロッキンオンジャパンの編集者)もいい曲だとおっしゃってたこの「幻聴」は2015.2.7(土)〜2.27(金)の3週間限定で公開される映画「Mr.Children REFLECTION」の予告動画でも少し流れてましたね。聴いた方の感想では「蘇生」や「擬態」のようなミディアムテンポの前向きな曲だとか。
ところでこの「幻聴」という漢字2文字の曲名。ミスチルの曲で漢字2文字の曲名は好きな曲が多いと思っています!
- 深海
- 擬態
- 潜水
- 箒星
- 口笛
- 旅人
僕は漢字2文字の曲名で1番始めに思い浮かべたのは「深海」でした。「深海」というミスチル5枚目のアルバムが発売された1996年は小室哲哉さんがプロデュースした曲が流行った年でした。その曲名は「I’m proud」「Don’t wanna cry」「Chase the Chance」など横文字の曲名ばかりでそのときに「深海」というアルバム名は相当のインパクト。深海って何?と思っていたのですがこの日本語のアルバム名はミスチルのアルバムで後にも先にもこの「深海」しかありません。
未完
この曲はこの方のレポート(ミスチル・ファンクラブツアー・ライブレポート!(Zepp DiverCity Tokyo))によると「超名曲!!」みたいです。感情的にただただエネルギーを爆発させてどこに向かっているか分からないほどのパワーを持った曲で演奏でキーボードのSunnyさんもいない、ただミスチル4人だけでギターリフに乗せて奏でた曲とのことです。
そういえばLIVEでミスチル4人だけで演奏する曲って久しくなかったように思えます。1996年から1997年にかけて行われたLIVEツアー「regress or progress ’96-’97」の1曲目「旅人」で4人だけで演奏していますがそれ以来ではないでしょうか。それ以降のLIVEで「独り言」「Mirror」などを4人だけで演奏しましたが、それぞれ「独り言」ではJENさんがハーモニカで「Mirror」では田原さんがグロッケンなどギター、ベース、ドラムのバンドという形態ではなかったです。
このミスチル4人だけで演奏した「未完」ですが「足音〜Be Strong」は4人だけでも成り立つようなアレンジを意識したと桜井さんが話してたことから今のミスチルを表現するにあたって必然的に生まれた形態、曲ではないかと思われます。
