cotoblog

グレイプバイン「SPRING TOUR」LIVE鑑賞で覚えた違和感

グレイプバイン「SPRING TOUR」LIVE鑑賞で覚えた違和感

LIVE鑑賞

中野サンプラザホールで行われたグレイプバイン「SPRING TOUR」のLIVEを鑑賞したので、その感想を。
グレイプバインは1999年にリリースされたシングル「スロウ」「光について」で世間から認知され人気バンドとなります。
僕はそこからファンになったのではなく、たまたまニコニコ動画で観た「豚の皿」で衝撃を受けて以来のファンとなります。
それ以降はリリースされたアルバムを必ずチェックするほど好きなバンドで、なぜもっと売れないんだろうと思ってやみません。
ボーカル田中さんの近代文学を彷彿とさせる独特の世界観を綴った歌詞や、狂気や衝動を感じるバンドアレンジや、朴訥とした世界観を表現した曲などが好きで。
これからもずっと聴き続けるであろうバンドになります。
その想いを前提として、この記事ではLIVE鑑賞で覚えた違和感を中心に書きます。少し辛辣です。

セットリスト

  1. 虎を放つ
  2. Alright
  3. EVIL EYE
  4. 目覚ましはいつも鳴りやまない
  5. Metamorphose
  6. 雪解け
  7. ジュブナイル
  8. BABEL
  9. Neo Burlesque
  10. ねずみ浄土
  11. KINGDOM COME
  12. 世界が変わるにつれて
  13. アナザーワールド
  14. Silverado
  15. Shame
  16. 阿
  17. さみだれ
  18. その未来
  19. Gifted
  20. BREAKTHROUGH
  21. 手のひらの上
  22. 光について
  23. ふれていたい

参考サイト: LiveFans

LIVE鑑賞で初めて睡魔に襲われた

仕事終わりで、かつ週末のLIVE鑑賞だったというのもありますが、LIVE中盤は眠くて途中ステージから目を逸して目を閉じたりして鑑賞自体が辛かったです。
こう書くと「それじゃあ座って聴けばいいじゃん」と言われそうですが、前述したように好きなバンドなので、もしかしたら「豚の皿」「CORE」のような爆発的なバンドアレンジが聴ける曲が次には演奏するのでは、という期待感があり、席に座ることができなかったです。
途中の田中さんのMCで「しっとりする曲が多いですが」と自白されたように、どこか観客も煮え切らない想いがあったのではないでしょうか。
曲の演奏後の拍手もどこかまばらで、それがグレイプバイン側にも伝わったのではないでしょうか。
少し話は脱線しますが、そもそもLIVEを立って鑑賞するのを禁止して欲しいなという想いがあります。
あくまでも曲を聴いて、その演奏者のパフォーマンスを観ること、楽しむことが目的となります。
単純に立つと、時折集中力が切れて疲れませんか?
僕は前の人が立ってるから渋々立って鑑賞するだけであって、座った状態で演奏者が見れる席ならずっと座って楽しみたいです。

覚えた違和感について

前述したように、これからもずっとグレイプバインの曲は聴き続けると思います。
ただLIVEに参戦するかどうかだと疑問符が付く、そう思ったほどのLIVEでした。
雨が強く降りしきるなかで、仕事終わりに中野まで行き、帰りは中野から茨城まで1時間30分ほどかけて帰りました。
その背景はLIVEの出来とは無関係であることは重々承知してますが、敢えて書かせてもらうと。
グレイプバインはこのLIVEで観客を楽しませようという気概を持って臨まれたのでしょうか。
今のバンドスタイルやこれまでのバンドスタイルがあります。
例えば田中さんがハンドマイクでステージ上を駆け巡ったり、観客を煽ったりすることをしたくないならそれは受け止めますが、サービス精神を持って楽しませることをしたLIVEだったのかというと僕はそれを感じませんでした。
LIVE鑑賞後の帰路で覚えた得体の知れない虚無感は、もう二度と味わいたくないなと思ったほどで。
それもグレイプバインの曲が好きだからこその期待の表れだったのかもしれません。曲は凄く良いのにそれを本気で受け手に伝えてないようでもったいないなと思いました。
それもこれも、いちファンによる単なる独り言であると思っていただけたら幸いですが。

それでもGRAPEVINEが好き

GRAPEVINEが好きだからこそ多くを望んで、LIVEに参戦したのかもしれません。
さらに「豚の皿」「CORE」を勝手に演奏するものだと思い、より多くを期待してたのかもしれません。
それでも改めてセットリストを振り返ってみると、聴き応えのあるLIVEであったとも思えます。やっぱり僕はGRAPEVINEが好きです。
オープニング曲「虎を放つ」が流れた瞬間の高揚感は、この後の爆発的なLIVEを予感させる静かな幕開けとして、珠玉のオープニング曲でした。
その静かな幕開けから相反する曲を次に演奏すれば、会場はトランス状態だったとは思いますが、GRAPEVINEは意図的に「Alright」「EVIL EYE」「目覚ましはいつも鳴りやまない」「Metamorphose」を選びました。
ロックバンドというよりは成熟したバンドのサウンドを聴いて欲しいというメッセージだったのでしょうか。
個人的には席に座って鑑賞していれば聴こえ方も違っていたかもしれません。
先日行われたくるりのLIVEでは終始座っての鑑賞だったので、精神的に肉体的に疲労感がなく、鑑賞できました。
LIVEとはいえ、座って耳と目だけを研ぎ澄ませて体験することの大事さを改めて感じました。