
ミスチル映画「REFLECTION」鑑賞2回目の全曲感想
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昨日ミスチル映画「REFLECTION」を観に行ってきました。2回目の鑑賞となります。1回目の鑑賞のときの感想はこちら「ミスチル映画「REFLECTION」の全曲感想」
2回目の鑑賞の感想は1回目の鑑賞より断然良かったです!随分と感じ方も違って180度とまではいかないまでも140度くらい感じ方が1回目と比べて違っていて2回観て良かった!と思いました。
2回目の鑑賞で感じたこと
- 田原さんのギターがよく聴こえてきて小林さんがいた頃より自由にまたは大胆(いい意味で大雑把)に弾いている印象を受けました。
- 鈴木さんも同じく小林さんがいた頃と比べると自由度が高くて単調なリズムでさえも叩き方や音数を変えてきて聴き応えがありました。ドラムの音が太かった。
- そのお二人に比べると中川さんは真面目な方だなと思いました。「口笛」や「名もなき詩」などの過去曲では弾きながら時折、観客席に顔を向けたりしてましたが新曲の演奏になるとずっとベースの弦を見ながら弾いていて慎重さがうかがえました。
- 曲順が素晴らしかったです。いきなり新曲披露ではなく過去曲からLIVEを始めることで緊張が緩和されたかと思います。新曲は「Melody」から始まりバラエティーに富んでる曲で道草しながら最後は整備されてる道を歩くかのように芯が通った曲順かと思いました。「進化論」「足音〜Be strong」「幻聴」で終わらせるのは1本の壮大な映画を観ているかのよう。
- やはり小林さんがいた過去といない今を無意識に比較してしまいます。イントロはどの曲も曲の世界観を表していると思いましたが間奏は小林さんがいたころと比べて単調かなと思いました。間奏を作るのが難しい証拠でしょうか。
ではこれからは各曲について書きますね。※1回目の鑑賞のときの感想とは随分違います。
Everything(it’s you)
- 桜井さんの片足でリズムを取る仕草がかっこいいですね。片足でリズムをとりながら時折、逆の足で1度リズムをとってからまた元の足でリズムをとるのがかっこいいです。
- ギターのフレーズとギターのリズムが意外に大胆でびっくりしました。「リズム合ってる!?」と思わせつつもその大胆さは今までのミスチルにはないような感じがして良かったです。良い意味で繊細さがなかったです。
- 最後のサビで「Everything(it’s you)」とコーラスする中川さんの声が低くて太い男声で「男の人の声だ!」と思いました。それに比べて桜井さんの声は高いなと。
旅人
- これは後に披露される「未完」の伏線のよう。それは小林さんがいない今ミスチルはこういう曲を演奏したい、その理由が4人で奏でるバンドサウンドを今は表現したいのでこの曲を選曲したのでは。ファンクラブ会員が選ぶ人気の曲3位だから演奏したわけではないと思いました。(桜井さんもMCでそのように話されてましたね。)
- 間奏とアウトロの桜井さんのギターはやっぱりかっこいい。ずっと聴いてたいくらいにかっこよかったです。桜井さんはこういうギターも弾けるんですね。
名もなき詩
- Sunnyさんが登場してアコーディオンを弾いてますがこの曲もミスチル4人が主体となって楽曲を奏でてる印象でここまで演奏された3曲はミスチル4人が主体となってのシンプルなサウンドでした。小林さんがいたころに奏でたシンプルなサウンドは良い意味で悪い意味で味付けがされていてバンドサウンドというよりは桜井さんのボーカルと小林さんのキーボードとそれに寄り添うバンドという感じを受けてました。
Melody
- ここから新曲を演奏されます。いきなり新曲を演奏するのではなく桜井さんのMCがあります。「このMCは絶妙だ」と思いました。「身構えなくていいよ。聞いたことのない音楽に身を委ねてください。」という桜井さんのMCを受けての新曲でしかもこの「Melody」は新曲のなかでは1番過去のミスチルに近い!そのためか身構えることなく観客もリラックスして聴いてる印象を受けました。
FIGHT CLUB
- ロック曲だけど桜井さんはアコギを弾いてましたね。鑑賞1回目の時は気づかなったです。
- 田原さんのイントロの単音ギターもかっこいいですがAメロの「ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、」とリズムを刻むとこがアップテンポの曲調に合っていてかっこよかったです。こういう曲は今までのミスチルにはなかったですね。ただ鑑賞1回目よりはあまり良い曲だとは思わなかったです。歌詞も仮想の世界を歌っているようで感情移入できませんでした。
斜陽
- この曲はやっぱり良いですね。鈴木さんはあのリズムを叩きながら足でもドラムを踏んでいるんですね。すごい!
- 最後のサビの「澄み渡る」のドラムの躍動感がかっこよかった。ただCD音源はこのLIVE音源より少し抑え気味のサウンドだったら残念かなと感じました。
蜘蛛の糸
- Aメロのメロディーとそのメロディーとメロディーの「間」「余韻」が良かったです!こういう美メロを今なお作れる桜井さんは幅広いなと思いました。ただ2番が終わっての間奏に物足りなさを感じました。
I can make it
- イントロがこんなにかっこよかったんですね。田原さんが渋い!そしてサビの裏声が美しかったです。
- 曲調とサウンドが男くさいと思いました。小林さんがいたころには感じなかったこの男くささ。「ミスチルって曲調と歌詞がスイーツだよね。」という最近の世間の印象とはだいぶかけ離れた感じです。もしかしたら次のアルバムは全体的に「男くさい」のでは!?と思いました。
放たれる
- 前曲の男くさかった「I can make it」からこの曲のイントロはやっぱり秀逸ですね。このイントロはおそらく小林さんが作られたかと思いますがすごい女性っぽいです。ミスチルがセルフプロデュースするとこういう女性っぽい部分が損なわれるのかもしれないですね。
- 大サビの雰囲気とベースラインが「花の匂い」に似てると思いました。
花 -memento mori-
- 桜井さん1人の弾き語りで息抜きのコーナーという意味がありつつもサビの「心の中に永遠なる花を咲かそう」と懸命に歌う桜井さんを見て「手を抜かないですごいな」と思いました。さすがですね。
進化論
- 映画2回目の鑑賞で1番心に響いた曲です。この曲とともにエンドロールが流れたら感動的だなと。またはアルバムの最後の曲でもいいんじゃないかなと思いました。物事の最後を締めくくるようなこういう曲を作れる桜井さんはやっぱりすごいし、このメロディーに合わせて素晴らしいフレーズを弾く田原さんがいることがミスチルの強みですね。
- 曲の最後で桜井さんと田原さんが目を合わせて曲を終わらせるところに心が和みました。
足音 ~Be Strong
- この曲も感動的でした。大サビの「失敗なんかしたっていい」と歌った後に映し出された観客の女性は泣かれていましたね。
- この映画を見てミスチルは桜井さんが中心となって動いてるんだなと改めて思いました。その桜井さんを尊敬する3人のメンバーがいてまた桜井さんもその3人を尊敬されていて。小林さん抜きで「これからどうしようか」と考えられたかと思います。そんななか「失敗なんかしたっていい」という歌詞は桜井さんが3人に向けて発した言葉のような気がして感動しました。
幻聴
- ギターのイントロが始まる前のストリングスの音はミスチルの1997年のLIVE「regress or progress」の「ALIVE」が始まる前のストリングスの音を彷彿してると思いました。
- 鑑賞1回目と比べると良いとは思いましたがこういう歌詞はあまり響かなかったです。いわゆるミスチルの王道のような歌詞なので。
口笛
- 以前から「ミスチルはファンクラブ会員に優しくないよな」と思ってました。会員になってもLIVEに行けるわけではないですし、いわゆる会員のために何かをするってことをあまりしてこなかったバンドかと個人的に思ってます。ファンクラブ会員が選ぶ人気曲を5位から発表して1位を発表するとき「では1位の曲はこちらです!」と桜井さんが話されて「口笛」が流れた瞬間、ファンクラブ会員の意思が初めて反映されたようで嬉しかったです。そのツンデレさがミスチルの良さでもあるのですが。
- 曲は過去曲だったからか演奏に余裕があったように見えました。貫禄ですかね。
未完
- 映画鑑賞1回目はバンドサウンドに今回はメロディーに引き込まれました。特にBメロのメロディーですね。誰かの曲のメロディーに似ているなと思いながらもどんどんメロディに引き込まれていきました。8ビートの「THEロックンロール」という感じですね。
- この曲はアルバムの曲順で始めの方に置くか後ろの方に置くかどちらなんだろうと思いました。アルバム最後の曲だったら今までにない感じで新しいですね。
独り言
- 4人が並列して演奏してるところが良かったです。4人はミスチルのことが好きなんだろうなって。そしてそんなミスチルを僕はこれからもずっと見続けたいと思いました。
- この曲では鈴木さんがハーモニカ担当なので「誰がリズムをとってるの?」と思いました。もしかしたら桜井さんのアコギのストロークスでリズムをとってたのかな。そのギターを聞き入るように桜井さんの方を見てベースを弾いてた中川さんが印象的でした。
- 最後にう4人が肩を組んで観客に頭を下げた時「ミスチルは4人なんだな」と思いました。小林さんがツアーに参加されるようになってからはそれを思うことが少なかったですが改めてこの4人でバンドを組んでアマチュア時代から苦楽を共にしてきたんだなと。
まとめ
- 田原さんの言葉で「メンバーにはそれぞれ役割があってそれがうまくはまったらまた歩いていける。」という言葉に感動しました。ミスチルほどの有名バンドで地位も名誉も得るともう歩みを止めても暮らしていける蓄えはあるだろうし地位も確立されてるんじゃないかと思ってますが。でもその言葉には悲壮感が漂っているようで一般人と同じように将来への不安を抱いて生きてるのかなと。だから良い曲を作り続けていられるのかなと。
- ミスチルの「男くささ」を強く感じました。こういう印象は「深海」から「DISCOVERY」を発表した時期にも感じましたが。※そのときは小林さんと少し距離を取ってた時期でしたね。次のアルバムでは「男くささ」を感じるのかもしれないですね。いわゆる繊細さより大胆さ、曖昧さよりも明確さ、淡い色というより濃い色。そんなイメージのアルバムではないかと。ちょうど「REFLECTION」のイメージカラーも黒ですしね。
